東芸グループを選んだ理由は何ですか?

私は幼い頃から、ライブやイベントに行くことが好きで、専門学校では、コンサート・イベントの授業を専攻していました。就職するなら、イベント会社に勤めたいと考えていた為、東芸グループの求人票を目にして応募したことが始まりです。私が一番はじめに配属された実習現場は、空中ショーの現場でした。
今までゲストとして見ていたショーの裏側で、先輩たちが働いている姿を目にしたときは、とても驚きました。主に、出演者を空中に吊るための機械の操作、ショーで使用する小道具のメンテナンスなど、客席からは見えない所で、先輩方が活躍されていました。この空中ショーには、多くの出演者が在籍していた為、その人に合った小道具のセッティング、コスチュームの着せ付け、体調のケアにも気を配り、出演者が最高のパフォーマンスを行えるように、最善をつくしている先輩の姿に魅了され、私もこのショーの一員になり、素敵なショーをゲストに届けたいと思ったからです。

今行っている仕事内容はどのようなことですか?

テーマパークの様々なエンターテイメントプログラムの運営を行っています。その中でも、主にショー・パレードの裏方スタッフとして、本番までの準備、運営を行っています。私たちが、ショーの運営を行う上で一番大切にしていることは「安全」です。パレードで出演者が乗っているフロートの点検、ショーで使用する特殊効果の準備など、その日の本番で、問題無く使用できる状態なのか、毎日、確認作業を行っています。
主に、屋外での仕事になりますので、天候に左右される場面もあります。その中でも安全を第一に365日間クオリティの高いオペレーションを行い、冷静に対処する必要があります。出演者が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、安全な職場環境を築く役目があると考えています。

この仕事のやりがいを教えて下さい。

私たちは常に「チーム」で仕事をしています。華やかに見えるショーの裏側には、沢山の人の努力や想い、苦労が隠れています。一回のショーを成功させるには、ひとりひとりの力がとても重要になってきます。個人プレーではなく協調性が大切です。ひとりの力は微力ながらも、みんなで協力しあいながら何十人、何百人と束になり、素敵なショーをゲストに提供することができます。そしてショーの立ち上げから最終日まで、安全で質の高いショーが提供できたとき、ゲストから「感動した!」「また見たい!」といった声を聞くと、非常にやりがいを感じます。
私たちの仕事は、特別な資格や技能が問われる職種ではありません。実践を積んでいけば、誰にでも出来る仕事だと思います。ですが、業務の中で、どこに拘っているのかが重要で、自分自身が「ここはこう見せたい!」「もっと良くしたい!」といった、仕事に対する強い気持ちと向上心を持っていなければ、チームとして個人としても成長することはできません。
運営の「プロフェッショナル」として、志を高く持っていたいと思います。

今後の目標は何ですか?

これからもショー・パレードを通じて、ゲストへ夢と感動を提供していきたいと思っています。
特に子供たちには「大人になったらテーマパークでショーの仕事をしてみたい」と、夢を持たせてあげられるような、存在であり続けたいなと思います。